KCAI Ver.4.3 使用法

          2005.8.16 (Cy-kusano 作成者:草野 泰秀

 

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このソフトは,教材作成(問題作成)をワープロで作成して,それを実行できる授業支援ドリル型CAI(Computer assisted Instruction)です。KCAIとはKusano’s Computer Assisted Instructionの略です。 選択式,文字入力のどちらでも対応でき,さらに,画像がある場合,別解がある場合にもどの教科科目にも対応できます。したがって,資格試験用,小テスト,授業後の到達度,理解度のチェックに幅広く利用していただけるのではと思い作成しました。
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1章           機能

2章           インストール方法,アンインストール方法

3章           簡単な使用法

1.         KCAIにより勉強する手順・・・kcaij43.exeの実行

2.         問題の新規作成手順・・・kcaimk42.exeの実行

3.         修正追加手順

4.         問題追加手順

4章 成績一覧について

5章 ソフトの使用について

1章              機能

機能および特徴

1.ワープロが使用できたら,使用できる簡単な操作なので,問題作成が誰でも可能である。

 2.選択式の問題,および,文字入力式の問題どちらにも対応できる。

 3.どのような科目,資格試験等にも利用でき,問題数,科目数はいくらでもハードディスクの

容量が許せる限り可能である。

 4.問題,解説等の修正,追加が簡単にできる。

 5.問題,解説等の印刷も可能である。

 6.問題を実行後の得点,評価メッセージの表示,または,印刷ができる。

7.Ver2.1より図形,写真(bmp,jpg等)の取り込み,表示が可能である。

8.Ver2.2より成績一覧表をCSV形式(EXCEL)ファイル,プリンタ出力可能である。

9.Ver3.0より別解の入力についても対応可能である。

10.Ver3.1より問題をランダムに出題する。

11.Ver3.2より音声による応答メッセージ可能

12.Ver3.2より経過時間表示とその記録の機能が追加された。

13.Ver3.3問題文,プリンタフォントを自由に設定できるようにした。

14.Ver3.4より空白頁がでないようにした。結果表示の時,音声メッセージを入れた。

15Ver3.5より問題のオープンミスを訂正した。また,図形がある問題は,その問題のみに

対応した図形を表示するように訂正した。

16.Ver4.0より図形が別枠で拡大可能にした。また,問題作成において,メニュー画面を

   入れる等,作成操作を分かりやすく大幅に更新した。

17.Ver4.1よりkcaimk41より新規作成からメニューに戻るとき保存忘れがないように更新した。

   また,問題を修正する場合の読み出し時のファイルの属性ミスをなくすように更新した。

  kcaij41についても,問題読み出し時のファイルの属性ミスをなくすように更新した。

18. KCAI勉強用のVer4.3 kcaij43より問題の出題を問題作成順の出題かランダムな出題か

どちらか選択できるように更新した。

 

 

 

2章インストール方法

1.           問題作成をする場合Kcaimk42.lhzLhasa等のソフトを利用して解凍してください。

2.           次のファイルが出てきます。

Kcaimk42.exe・・・KCAI問題作成プログラム

Setup.exe・・・セットアッププログラム

Setup.inf・・・セットアップ情報設定ファイル

KCAIH1.HLP・・・ヘルプファイル

Kcaih1.cnt・・・・ヘルプ関連ファイル

Kcaih1.GID・・・・ヘルプ関連ファイル

KCAIで勉強する場合kcaij42.lhzLhasa等のソフトを利用して解凍してください。

Kcaij42.exe・・・KCAIで勉強するプログラム

 

3.           その一覧の中でsetup.exeを選んでクリックする。

4.           次のような画面がでるのでOKをクリックする。

5.           次のような画面がでるのでOKをクリックする。これでインストールは完了です。

アンインストール方法

 

1.[スタート]--à[設定]-à[コントロールパネ      ]-à[アプリケーションの追加と削除]

2.[アプリケーションの追加と削除]の中にkcaimk41またはkcaij41 があるのでそれをクリックして削除する。

 

3章 簡単な使用法

1.KCAIで勉強する手順

1.1KCAIで実行するには,ディスクトップ上のKCAI勉強のショートカットアイコンをクリックすればタイトルロゴが表示されて画面1がでるので

画面10のメニューバーのファイル(F)をクリックすれば,プルダウンメニューがでてくるので,その中の[開く:ランダム出題(O)または開く:番号順出題]のどちらかを選択してクリックする。

 

画面1

1.2          画面2のダイアログボックスが出てくるので,問題作成で保存したファイル名

(例 kihogogo2.cai)を選択してクリックするか,ファイル名を選択し[ファイルを開く]

をクリックする。

図面2

1.3 画面3の問題番号,問題文と図形が表示される。しかし,この場合,図形が小さくてはっきりと見えない。この場合は,ツールバーの「図形拡大」をクリックすると,画面4のように図形が拡大さえて別フォームに表示される。解答(例 オ)を入力して,ENTERを押す(または「入力完了」ボタンをクリックする。入力後拡大画像が不要になれば,gazoフォームの×をクリックして拡大画像を消去する。

画面3

画面4

1.         4 解答入力後は正誤のメッセージ( 例誤りです)の表示と解説欄に「正解はウです。」が表示される。また,問題数に対する得点数も画面の右上に表示される。

経過時間も表示される。

画面5

1.5次の問題に進みたい場合は,画面5のメニューバーの[次へ(N]をクリックすれば,次の問題が表示される。(画面6参照)

画面6

1.6最後の問題まで実行して,問題がなくなれば,終了メッセージ「問題は終了しました。

番号,氏名が入力されていることを確認して「結果表示」をクリックしてください。」が

表示される。(画面7 参照)

画面7

画面8

 

1.7終了メッセージボックスのOKをクリックして,番号,氏名を入力して,結果表示をクリックすれば,画面8のような得点とメッセージが表示される。

1.8フォント設定

問題文の文字を大きくしたい場合,メニューバーのフォントをクリックして「問題文のフォント」

をクリックする。図10のフォントサイズを指定してクリックすれば,図11のように大きくなる

図9

図10

 

 

図11

 

 

2.問題作成システム(教材作成等)

 

2.1ディスクトップ上のKCAI作成のショートカットアイコンをクリックすれば次のようなタイトルロゴが表示される。

画面12

2.2次のようなメニュー画面2がでる。

画面13

2.3                                                 問題の新規作成手順

2.3.1         メニュー画面の新規作成ボタンをクリックすると画面14が出る。

画面14

[注意事項]

図形,写真がある場合はあらかじめ作成した問題を保存するフォルダに入れておけばよい。特別にフォルダを作成しない場合はsampleフォルダ内に作成した問題を保存してください。個人でsampleフォルダ以外を使用する場合は,作成したフォルダにclrt.jpgファイルをsampleフォルダからコピーして入れてください。このファイルは,図形がない場合のクリアタイトル画面です。なければエラーとなります。

また,このclrt.jpg画面自体は個人で作成してファイル名のみをclrt.jpgにしてもらってもよい。

 入力文字数は要望により次のバージョンでは変更可能ですが現在設定は次の通りである。

問題番号の入力範囲は,全角文字5桁(半角数字10桁)まで可能

問題文の入力範囲は,全角文字(漢字)で400文字まで可能

解答の入力範囲は,全角文字(漢字)で25文字まで可能

別解の入力範囲は,全角文字(漢字)で25文字まで可能

解説の入力範囲は,全角文字(漢字)で150文字まで可能 

  問題入力する場合マウスの右ボタンによりコピー,貼り付け等のエディター機能はあります。

従って,ワード,一太郎等の文書であればコピー,貼り付けで簡単な入力ができます。

 

2.3.2            画面15の例のように,番号,問題文,解答および写真のファイル名を該当する各欄似入力する。特に図形がある今回の場合は,写真のファイル名mori.jpgを図形ファイル名欄に忘れないで入力する必要がある。図形ファイル名欄が空欄のままだと,自動的にclrt.jpgをファイル名欄に書き込むようにしている。図形ファイル,あるいは写真ファイルは,この問題を保存するフォルダsampleに入れておく必要がある。sample以外のフォルダ使用の場合はclt.jpgファイルを入れておく必要がある。図形,写真の大きさは,特に制限はない。自動的に枠の大きさに縮小される。(問題と図の両方を確認したい場合はメニューに戻って,修正追加処理で確認し,続きの問題は以後修正追加で作成すること。)

画面15

2.3.3            1問目の入力が済んで次の問題を入力する場合は,メニューバーの[次へ]をクリックすれば,画面15の問題,解答,解説,図形ファイル名がクリアされるが問題番号は自動的に2が入る。

画面16

2.3.4            2問目は図形がない場合のれ例である。因数分解の問題を画面16のように入力する。

解答は(x+2)(x+3)または(x+3)(x+2)の2とおりあるので画面16のように一方を別解に入力する。図形がないので図形ファイル名欄は空欄(または,clrt.jpgを入力してもよい)にしておく。

画面17

2.3.5            問題作成を終了する場合は,画面17のメニューバーの[問題作成終了]をクリックすれば自動的に保存のダイアログボックス画面18が出る。

画面18

2.3.6            ここでは,ファイル名にreiを入力する。自動的にファイルの属性caiがついてkcaidのフォルダにrei.caiというファイル名で保存される。保存が終了すると,新規作成画面の画面17の次の問題のクリアされた画面が出るので,メニューバーの「メニューに戻る」をクリックする。

2.4                                                 修正追加手順

2.4.1次に新規に作成した問題,図形の確認と修正追加処理をするために,画面13のメニュー画面の修正追加ボタンをクリックすると画面19が出る。

画面19

画面19のメニューバーの修正画面表示をクリックすれば画面2と同じダイアログボックスが出てくる。

2.4.2           保存したフォルダ(この場合d:\kcai41h\kcaid)を指定してファイル名rei.caiをクリックすれば,ファイル名のボックスにrei2.caiが入るので,開くをクイックする。

画面21

2.4.4 レコード番号を聞いてくるので,最初から修正する場合は1を入力する。

画面22

2.4.5 問題1の問題文および写真が画面23のように出てくる。

画面23

2.4.6                画面23の問題文,解答,写真に修正があれば修正して,画面23のメニューバーの「修正次へ(追加)」をクリックすると次ページの問題2画面24が出る。このとき,自動的に

修正した問題にファイルの書き直される。

画面24

2.4.7 問題追加手順

 「修正次へ(追加)」をクリックして,新規に作成した問題数をオーバした場合,追加問題の作成になり,何も書かれていない画面25が出る。

画面25

2.4.7                写真を入れる場合,メニューバーの「図形読込」をクリックすれば,画面26が出るので,

 画像,または図形ファイルを入力して写真または図形を取り込む。この方法を使用しないで,sara1.jpgファイルをwindowsosを利用して問題作成フォルダkcaidにコピーしてもよい。

画面26

2.4.8                ファイル名に例としてsora1.jpgを入力すれば,画面27が出るので,画面27のメニューバーの図形保存をクリックすれば,画面26のファイルを開くダイアログボックスが出てくるのでファイル名sora1.jpgを入力してKCAIの問題作成ファイルを入れるフォルダkcaidに入れる。画面27は右上の×をクリックして閉じる

 

画面27

2.4.9 問題番号,問題文,解答および図形ファイル名等を入力する。このとき,図形ファイル名は必ず先ほど保存したファイル名sora1.jpgを入れなければ図形は表示されない。

画面28

2.4.10 ここで,問題作成を終了する場合は,メニューバーの「修正保存」をクリックして「メニューに戻る」をクリックする。前の問題等を確認するには「修正前へ」をクリックしていけば,

 前の問題が図形とともに見ることができる。そして,「修正次へ(追加)」をクリックして問題3を出せば画面29が出る。

画面29

 

 

4章 成績一覧について

1.                                                        成績一覧については,KCAI勉強ソフト(KCAIJ41.EXE)においてクライアントがわで,番号,氏名を入力して結果表示をクリックすれば自動的にファイル名seisekiCSV形式(EXCEL)で書き込まれる。このseisekiファイルは問題ファイルが存在するフォルダ内に作成される。クラス単位で実行する場合は,問題ファイルのフォルダをサーバー上の共有フォルダ上に作成する。そうすれば,成績ファイルseisekiをそのフォルダ内に自動作成する。

2.                                                        Seisekiファイルは,使用ごとに削除しておけば新規に自動的に作成される。

seisekiファイルを削除しなければ,使用者の番号(レコード番号)ごとに更新された

データが入る。

3.                                                        Seiseki一覧出力方法は,KCAI作成ソフトのメニュー画面13から「成績」をクリックすると画面30が出る。

画面30

4.                                                        画面30から問題作成画面kcaidフォルダの中のseisekiファイルをクリックすれば画面31が出る。そこで,excelで読めるCSV形式のファイル名exseisekiを入力する。

そうすれば,kcaidフォルダにexseiseki.csvファイルができる。

画面31

5.                                                        EXCELを起動して4.で保存したファイルexseiseki.csvを開くと画面32が出る。

ファイルの見出しはないが,番号,氏名,100点満点に換算した得点,正解した問題数,実施した問題数,実施した時間の秒数の項目順に記録されている。番号入力はランダムファイルのレコード番号に対応するので,3番の次に7番を入力すると4,5,6番の欄は画面32のとおり空欄となる。

5章 ソフトの使用について

          このソフトの使用での損害には責任を負いません。

          このソフトはフリーソフトですが,商用での使用は禁止します。