+81 microdot


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+81 microdot GO
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MASTER CONTROL

MODULE CONTROL
【 協力してくださる方は大歓迎します 】
現バージョンの +81 microdotはWindows標準のメディアプレイヤーに毛が生えた 程度で、DJ Mixerとしてクラブなどでの戦力としてはまだまだ厳しいものがあり ます。将来的にはクラブなどでのヘヴイなプレイにも対応できるぐらいの柔軟な 機能を実装した、DJツールにしたいと考えています。

+81 microdotに興味があって時間にも余裕があって、さらに以下の知識のある方 ご協力をお願いできないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

Delphiでの MP3 Fileのデコード再生の知識に明るい方
Delphiでの FFT(高速フーリエ変換)の知識に明るい方

※基本的にはフリーウェア+ソース公開ですが、ソースを一般公開したくない、 シェアウェアじゃなきゃイヤだ、という場合にはご相談ください。

+81 microdot BBS GO
+81 microdot専用の掲示板です。
基本的に話題は+81 microdotに限定してください。
バグ報告・ご意見ご質問ご要望・改造報告などお気軽にどうぞ。
(準備中:当面の連絡はドキュメントに記載のメールアドレスまで)

+81 microdot(Freeware)は、WAVE Fileの再生をコントロールする
DJ Mixerです(with Full Source Code and Sample WAVE Files)。

【 特徴 】
◆ 複数のWAVE Fileを同時に再生
◆ 同時再生数はほとんど無限(MAX : 10240)
◆ WAVE Fileごとに再生速度を変更
◆ BPMの入力で再生速度を変更
◆ ターンテープル感覚で再生速度を微調整
◆ トランスフォーマースクラッチを擬似的に再現
◆ パンポット・イコライザー・レベルメーター付
◆ Delphiのフルソースコードを詳細な日本語コメント付きで公開
◆ WAVE Fileのサンプルを同梱

【 遊び方 】
Break BeatsなどのWAVEを複数用意し読み込みます。
簡単に再生速度を合わせられるよう工夫されていますので
どんどん再生して重ねていきます。同梱のサンプルだけでも
けっこう遊べます。ハマってください(^^)

【 方向性など 】
DJなどアーティストによるクラブなどでのヘヴィなプレイにも対応できる
音楽ツールを目指しています(現バージョンではまだお遊びレベルです)。

【 ソースなど 】
DirectSoundやAudioMixerはクラスやコンポーネントなどにはせず
生のままストレートに書いてあります。Delphiのサンプルコード
として多少は参考になるかもしれません。

【 改造など 】
Delphi3と5でコンパイルの確認をしました。標準で組み込まれていない
コンポーネントなどは一切使っていません。Delphi環境な方でしたら
わりと簡単に改造が可能かもしれません。


【 詳しい遊び方 】

BPMの表示
+81 microdotでは STEPの値から BPMを計算しています。
ロード直後は STEPと BPMは NONEになっていますが
STEPに値が入力されれば BPMが表示されます。

STEPの入力
データに含まれるビートの合計数です。
サンプルはすべて1小節ですので STEPは「4」です。

ミックスに適したデータ
長い大容量データを読み込むとフリーズしてしまいます。
テストでは3〜4メガくらいまでは動作確認しました。
基本的にループミックスですので、中途半端なデータでは
うまくミックスできない可能性が高いです。
1小節、2小節、4小節、8小節などキリのいい長さの
データをあらかじめ用意しておいてください。
4拍子と3拍子、8拍子と7拍子などのループミックスには
対応しています(テストはしていません)。

PITCHフェーダーと微調整ボタン
ターンテーブルの操作感覚をエミュレートするために
フェーダーは下にいくほど速く上にいくほど遅くなりますが
ボタンはその逆で上のボタン(+)が早送りになります。
レコードを指で触れて再生ポジションを微調整する際の
指や手の動きをイメージしてこの配置にしました。
ターンテーブルでミックスした経験のない方には違和感が
あるかもしれませんが、すぐに慣れると思います。

トランスフォーマースクラッチ
単なる MUTEのオンオフですがネタと指さばき次第では面白い機能です。
注意点は、一番最初に「オン」するタイミングと最後に「解除」する
タイミングです。フォーカスが MUTEボタンに無い場合、TABでも可能
ですがマウスクリックの方が早いです。ですが、小刻みなオンオフは
キーボードの方がやりやすいですし、MUTEモードの解除はキーボード
でないと出来ません。最初のマウスからキーボードへ以降するタイミング
と最後に解除するタイミングには要注意です。あとは練習して
リズム感をマスターしてください。

テンポ合わせのコツ
アウトプットが1系統しか無いのでキレイにミックスしようと思えば
ボリュームを「0」にして勘を頼りに PLAYボタンをクリックするしか
ありませんが、この PLAYボタンは反応が遅いです。BPM120の場合なら
4拍目のウラくらいでクリックすればほぼ合います。最初からジャストで
合わせるのはかなり困難ですが、フェードインしながら微調整すれば
応急処置にはなります。

同時に再生可能なデータ数
ウリ文句ではほとんど無制限となっています。
プログラム的には完璧な無限とはせずに「10240」という上限を設定して
ありますが、1万ファイルもオープンする前におそらくメモリ不足になる
でしょうし実用的な数字でもないです。平均的なハードウェアの限界以上
の値をソフトウェア側で設定してある、という意味で「ほとんど無限」
という表現をしてあります。

実際にはメモリやCPUなどのハード性能に依存します。
用途を一般的なDJミックスに限定するなら実用的な数字としては同時に
10ファイルも開ければ余裕でしょうが、リミックスや作曲となると
10ファイルでは足りない場合があるかもしれません。現バージョンで
安定した動作を確認したのは10ファイルです。メモリやCPUの環境が
リッチであればもっと多くのファイルを開いても余裕でしょう。

パンポットの特性
マスターとモジュールそれぞれにパンポットがありますがこれらはいずれも
ステレオパンポットです。モノラル入力の定位を決めるタイプのものではなく
ステレオで入力された各チャンネルのボリュームを単純に増減させているだけ
です。たとえばモジュールで左に目一杯パンを振りマスターで右に目一杯パン
を振ると音は出ません。これはモジュールで左にパンを振った時点で右の値が
ゼロになるからです。モジュールでの値がゼロであれば、いくらマスターで
マックスまで上げたとしてもゼロのままですし右に振ったことで左がゼロに
なりますので、その結果、音は出なくなります。モノラルで入力した音を
ステレオで出力する際の定位を決めるタイプのパンポットであれば、左を
ソロにして(右をミュートして)左チャンネルだけで定位を決められますが
Windowsの AudioMixerのパンポットはこのタイプではありません。
ハードウェアミキサーに慣れている方は最初は違和感があるかもしれません。

遊び方のバリエーション
ターンテーブルのエミュレートといいつつもピッチの可変範囲は
かなり広いです(ターンテーブルも中開ければ調節できますが)。
同じ Break Beatsでも BPMが80と160とではまったく別モノです。
このふたつをミックスしてみたり、あるいは同じテンポでも
微妙にズラして音量落としてパンを振ってディレイっぽい効果を
出してみたり、ビートの無いシンセパッドのソロループでピッチ
を変えてベンダーっぽい効果を出してみるなど、発想次第で
遊び方いろいろです。

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