AutoCAD 用 SendMessage 系 カスタマイズ ツール


はじめに

CADMSEND.DLL(以下、「AcSendKey」と言う。)は、ユニコード版AutoCADへコマンドを送信するDLL(COM)です。 本ページに記載されている内容は、プログラマ向けの説明となっております。

概要

AutoCAD や AutoCAD LT 用のコマンドランチャとして、WEB(LAN)環境で一元メニュ等を構築するのに適したモジュールです。

特長

VBスクリプト等から簡単にAutoCADへコマンドを送信できます。
簡単なコマンド待ち機能がありますので、基点設定などが容易に行なえます。

AcSendKeyには5つのメソッドがあります。
SendCancel()
SendEnter()
SendCommand(command)
SendCommandWait(command)
SendPrompt(prompt)

使用例:(VBS)
Set AcSc = CreateObject("CADMSEND.AcSendKey.1")
call AcSc.SendCancel()
call AcSc.SendPrompt("10mm□の左下点を指示")
call AcSc.SendCommandWait("LastPoint ")
call AcSc.SendCommand("Line @0,0 @10,0 @0,10 @-10,0 c ")

インストール

ダウンロードした Setup.msi を実行することで、インストールは完了します。

動作環境

ユニコード版AutoCAD(2007 2008 等)

価格

フリーソフトウエアで原則無償ですが、商用で再配布の場合は有償です。

著作権

AcSendKeyの著作権は有限会社キャドメイク(以下、「当社」という。)が保有します。

免責事項

AcSendKey をダウンロードして試用した場合や購入後の使用において、万一お客様に損害が生じた場合にも、当社は一切の責任を負いません。

サポート

AcSendKeyの不具合が発生した場合は、当社で修正可能な不具合は対応します。なお、運用で回避できる問題に対しては、この限りではありません。

上記価格には、AcSendKey の操作や AutoCAD の操作に関するサポート費用は含まれておりません。


説明

AcSendKey(CADMSEND.DLL)のダウンロードはこちらです。

試用例は、スクリプトを含めた、こちらのページから、実際の動きが確認できます。