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2年生の算数といえば,何といっても「かけ算」でしょう。
時間をじっくり使って, 丁寧に学習を進めていきます。
でも,せっかく覚えても,それを試す場所があんまりないんですよね。
先生の前に並んで,一人ずつ九九を言わせると,それだけですごい時間がかかります。(もちろん,一番いいのは誰かに聞いてもらうことですが)
効率よく,そして確実にかけざんの習熟を図るためには,コンピュータが活用できると思いました。
そして,作り上げたのがこの「かけざんれんしゅうゲーム」です。
このゲームの特徴は,スピード感にあると思います。
次々に問題が出題され,制限時間内に解いて行かなければなりません。
覚え立てのかけ算と,迅速なマウス操作が要求されます。
2年生なので,最初はこのマウス操作がうまく行かず,なかなか先に進めないことが予想されます。
私もたくさんの子どもにチャレンジさせてきましたから,その様子は見てきています。
だからといって簡単にあきらめさせてはいけません。
マウス操作はパソコンの基本的な技です。
実はこのゲームをすると,マウスのクリックがすごく上手になるという効果も持っています。
クリアする喜びを知ると,後は何も説明しなくてもどんどん先に進んでいくと思います。
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まずゲームを起動すると,レベル1の5の段が現れます。この部分をクリックすることで1〜9までの段を呼び出すことが出来ます。
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A |
「スタート」を押したらゲームが始まります。 |
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B |
数字ボタンを押して九九に答え,正しかったら「おっけ〜」を押します。「けす」を押すと入力した数字が消えます。
「数字ボタン」は2ケタまでしか入力できないようになっています。3ケタ目を入力しようとすると数字がすべてクリアされるようになっています。
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C |
ここが「0」になるとゲームオーバーです。なお,どうしても時間内にクリアできないという子どもと,早くクリアして時間をもてあますという子どものために「+,−」ボタンを用意しています。ここをクリックすることで,初期値を±10秒まで変化させることが出来ます。 |
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D |
ここには,クリアしたかけ算の答えが表示されていきます。 |
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E |
「のぼり打ち」(昇順),「くだり打ち」(降順),「あべこべ打ち」(ランダム)の3つをクリアするとクリア賞をゲットすることができます。あべこべ打ちが一番難しいので,通常はこの順番でトライさせるのがいいのではないでしょうか。 |
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F |
ミミズを押すと,ゲームの途中でもリセットされます。 |
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G |
レベル1〜「おまけ」まで,5つのモードが用意されています。レベル2〜4までは,81問ランダムで出題される問題です。少しずつ難易度を上げているので,そう簡単にはクリアできないものと思います。
上手な子には,どんどん先をチャレンジさせましょう!
おまけは,「ことば算九九」です。81問ランダムで,言葉問題が出題されます。
それぞれのレベルをクリアするごとに,「クリア賞」をゲット出来ます。
クリア賞を印刷する際,学年,組,名前を入力することが出来ます。
子ども自身で出来ない場合は,先生が入力するといいと思います。
そこは空白にして印刷をし,手書きで必要な部分を書き込むと言うことも可能です。
その辺りは,工夫されてください。
※ 赤い部分だけ読めば,だいたいの内容はつかめます。
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かけざんれんしゅうゲーム
「九九早打ち名人への道」(Ver1.1)
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★ ダウンロード ★
(自己解凍形式)
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HTML版(214KB) |
EXE版 (Vector) |
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◆更新履歴
2003.6.13 Ver1.0(公開)
6.25 Ver1.1
レベル4のハートのライフマークが,キーボード入力時の誤答で変化しないバグを修正。
レベル3,4のクリア賞が,印刷時にレベル1の書式を持つバグを修正。
2004.01.08 学研「NEW教育とコンピュータ 2月号」の『授業で使える便利ソフト』で紹介される。
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