OSAXとは、「スクリプティング機能追加」というのが正式な名称だと思いますが、その名の通りOSA(Open Scripting Architecture)の機能を拡張するものです。つまり、AppleScriptの機能を拡張することができます。
■コマンド
ファイルのバージョンを取得するためのコマンド「get version data of」を追加します。Finderが返すversionプロパティと異なり、versionタイプのデータを返します。Mac OS X版ではバンドル(パッケージを含む)にも対応しています。
■タイプ変換
このOSAXが追加するもう一つの機能は、versionタイプのデータをVersionPropsというレコード形式に変換する機能(coercion handler)です。これにより、AppleScriptでは未定義のversionクラスのプロパティを取得することが可能になります。次のスクリプトはそのタイプ変換の例です。
version of AppleScript as VersionProps
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