長い文章、社外社内のビジネス文書・マニュアル、論文で用語や表現がまちまちになっていませんか? このWord用マクロでは「検索する文字列」と「置換後の文字列」のペアを保存・編集・読み込みができます。また複数の置換辞書を即座に切り替えて使用できます。特に下記のような作業に便利です。

1. 毎回同じ語句を検索・置換するとき
2. 複数の文書で同じ語句を検索・置換するとき
3. 用語をチェックして統一したいとき
4. 特定の語句・文字を削除するとき
5. 文書を整形するとき

通常は、Wordの置換の履歴はWordを終了すると削除されてしまい、また履歴の数も限られます。換の玉マクロを使用すると、同じ置換や検索を何度も行う場合に入力の手間を省くことで、作業を大幅に効率化し、編集もれやミスも減らせます。手持ちの置換用のデータをTAB区切りにすればそのまま置換辞書として使用できます。
実際の編集作業においては、語句の一括置換だけでは不便です。換の玉は、「逐次置換」に重点を置いています。もちろん一括置換も可能ですが、置換すべきかしないべきかをその都度チェックする必要がある場合に特に便利です。辞書を切り替えることで、一括置換して済む語句を先に一括置換しておいて、ひとつひとつチェックが必要な語句はその都度チェックをするようにできます。置換するセットを実際に文書に存在する語だけに絞り込んだ「抽出辞書」を作成して、置換できます。チェックする語が大幅に減り、能率を上げることができます(正式版のみ)。