「出欠くん」はフリーウェアです。エクセル97/2000/2002/2003で、簡単に小中学校の出席管理ができます。ふだんは健康観察表と出席簿に記入していきますが、月末に1回、年間11〜12回の入力で、月末統計はもちろん、補助簿・通知票・要録などの作業を大幅に省力化します。
使い方ですが、まず氏名・出席率のシートで学年、氏名、授業日数を書き込みます。次に、各月のシートに移って白地のところに数字を記入していきます(ただし、0の記入は不要)。備考欄は、自由記述です。各ボタンを使うと各シートに移動します。また、メニューバーのファイル→名前を付けて保存で好きなファイル名を付けられます。終了するときは、メニューバーのファイル→終了です。次年度も使うには、もとのsyukketu.EXEで解凍したファイルを新たにお使い下さい。
学級出席率は、%表示の小数第3位以下を切り捨てにしてあります。
病欠と事故欠を別々に集計できます。病欠、事故欠をそれぞれ記入すれば、欠席日数の合計が出るようにしてあります。遅刻・早退も集計します。
また、転出入児童・生徒の転出年月日、転入年月日を記入するシートも設けました。転出後の学校、転入前の学校の記述もできます。転出入児童の扱いについては、使い方のシートに詳しく処理方法を載せてあります。
二期制の集計もできます。4月から9月は前期、10月〜3月が後期です。10月途中で切り替わる場合にも対応します。
在籍児童の前年度までの出欠席状況を要録から転記するシートで、長欠児童の生徒指導などにも生かせることができます。
8月から始まる関東北部より北の地方の小中学校でも使えるよう、北国版「出欠くん」のバージョンアップ版も用意しました。

出欠くん15では、月末統計の集計表に出席A欠席B合計Cの記号を追加し、出席簿への転記を容易にしました。
毎月の学級出席率のフォントも11ポイントに大きくし、見やすくしました。
また、ふだんは混合名簿で補助簿が男女別集計の場合、学期末・学年末の集計表を印刷してから男子か女子をマーカーで塗りつぶす方法を提案しました。 また、全学級が毎月使用すれば、養護教諭が学校全体の長欠や遅刻・早退を把握しやすくなります。

最近、授業時数確保のために8月中から2学期が始まる学校が全国で増えてきました。その場合は、北国版出欠くんを使うことで対応できます。