UNARJ.DLL は，ARJ 書庫ファイルの解凍をWindows上で実現すべく，フリーウェアである UNARJ.EXE をベースに DLL 化したものです。従って機能や仕様は UNARJ.EXE に準じます。ベースとなっているのは UNARJ version 2.41 です。自己展開形式のファイルも解凍できますが，パスワードについては未対応です。 マルチボリュームファイルについては一応対応していましたが， Ver 1.19からは "-v" オプションにも対応しました。これによりマルチボリューム書庫の連続解凍も可能となっています。
　なお， UNARJ.DLL は独自の拡張機能として ARJ 書庫内のファイル検索を高速化するためにインデックスファイルを書庫ごとに作成します。ARJ 書庫と同じディレクトリに拡張子の最初の一文字を '%' にしたファイルが作成されますので御注意ください。アプリ側でインデックスファイルの作成を抑止していない限り必ず作成されてしまいますが，なくても支障はないので削除しても構いません。ただし，FD上や大きな書庫の場合は書庫を扱う間だけでも残しておいたほうがいいかもしれません。ある特定のファイルのみを解凍したい場合などは検索時間が全く違って来ますので…。

　UNARJ.DLL は，ARJ 書庫ファイルの解凍をWindows上で実現するためのDLL（ライブラリ）です。単独での使用はできません。UNARJ.DLL に対応したアプリケーションが別途必要となります。