以前、Windows95 上で動作する ソフトウエア MIDI を使いながら、WindowsNT上でも専用音源を使わずに MIDI 再生したい、と思いインターネット上を探していたところ、TiMidity なるソフトウエア MIDI があることが分かりました。
ダウンロードし MIDI ファイルの再生をしてみると、結構いい感じで再生できると感じました。しかし、数多くの MIDI ファイルを再生してみると、うまく再生できなかったり、プチノイズが聞こえるのが耳障りと感じるようになりました。
そこで、自分で作ってみようと思い作成しました。
Pentium 90MHz のマシンの頃に作成し始め、何度も改良し現在の版に至っています。
主な点は
1. 低 CPU 負荷であること
2. うまく再生できない GS や XG の MIDI ファイルのエクスクルシブメッセージを必要最低限解釈すること
3. プチノイズ対策をすること
4. 再生専用として全体のボリュームバランスを調整すること
5. できればリバーブやコーラスのエフェクトを再現することを作りこみ、スペック的には
1. 最大128ボイス、画面上に再生中のボイス数を表示
2. リバーブやコーラスのエフェクトオンオフ切り替え
3. 再生レート11025/22050/44100選択
4. WAVE ファイル出力
5. Tmidity で使用していた音色ファイル(GUS)により音色の変更が可能
など、再生専用として最低限の機能(?)を有します。 |