Barcode.jarは、次のことを念頭において開発いたしました。
1.精密なこと
単なるバーコードリーダでの検査でなく、RJSのレーザーインスペクター Model L2000 というバーコード検査機にて細かくバーコードの精度を検査しております。それにより、従来の他社のバーコード作成ツールに比べても精密なバーコードを作成 することが可能です。
バーコード全体の幅を指定する方法以外にも、バーの最小幅を指定することにより、縮小することなく直接バーコードを描画し、より精度の高いバーコードを作成することが可能です。
2.用途が様々
皆様が作成されるアプリケーションからGraphics2Dオブジェクトを渡していただいて、Barcode.jarが、そのGraphics2Dオブ ジェクトに対してバーコードを描画する仕組みになっておりますので、様々な用途に利用することが可能になっております。
3.使いやすいこと
わかりやすいクラスのインタフェイスになっております。
マニュアルの使用例でも書かれておりますが、2〜3 Stepのロジックでバーコードの印刷等を行うことができます。
4.軽いこと
何と言っても軽さが命です。Barcode.jarを利用してバーコード作成を行う場合、Barcode.jar自体がシステムに与える負荷は微小です。ほんの数MBのメモリ上で動作します。
機能概要
Barcode.jarは、以下のバーコードに対応しております。
JANコード・JAN13(EAN13)・JAN8(EAN8)・ITF・インターリーブド (Interleaved)2of5)・Matrix 2of5・NEC 2of5 (COOP 2of5)・NW7(Codebar)・Code39・Code128・ UCC/EAN128・郵便カスタマバーコード ・QRコード・標準料金代理収納用バーコード(コンビニバーコード)
Barcode.jarでは、上記のバーコードの種類ごとにクラスとしてご利用いただけます。
Barcode.jarの各バーコード作成クラスは、クラスのコンストラクタで.NET のSystem.Drawing.Graphicsオブジェクトを受け取り、Graphicsオブジェクトに対してバーコードを描画します。
クラスのメソッドとして、SVG形式でQRコードを含むバーコードを出力することも可能です。 |