TestConnectionは、ネットワークのTCP/UDP/Pingによる疎通確認を行うためのソフトウェアです。

特に、ルータやファイアウォールによる通信制限のある環境下でも、疎通確認を行えるようにすることを目的としています。

主な機能は下記の通りです。

* TCP/UDPのサーバとクライアントの機能を持ちます。疎通確認をする両側で本ソフトウェアを用いると、TCP/UDPレベルでの疎通確認ができます。
* TCPの疎通確認は、3-way handshakeを試し、TCPセッション確立で疎通成功と判断します。
本ソフトウェアのTCPサーバ・クライアントは、TCPセッションを確立したら何もせず即セッションを切断します。
このため、疎通確認をする際、片側が既存の本番稼動中のサーバでも、このソフトウェアによる疎通確認であれば、本番稼動中のサーバに影響を与えることはほぼありません(ただし何があっても責任は取りません)。
* UDPの疎通確認は、データグラムに何も無いパケットを相手に送ります。
このため、本ソフトウェア片側のみで使用する場合でも、送信相手に影響を与えることはほぼ無いと考えられます。
ただし、本ソフトウェア片側のみで使用する場合は、疎通成功を通信経路中のスニファやファイアウォールを利用して確認する必要があります。
* 同時に多数のTCP/UDPサーバになることができます。
* 連続して接続を試行するTCP/UDPクライアントになることができます。
冗長構成機器の切り替えテストに便利です。

最新版は http://htr.homeip.net/~takahiro/tescon.html からどうぞ。