OSAXとは、「スクリプティング機能追加」というのが正式な名称だと思いますが、その名の通りOSA(Open Scripting Architecture)の機能を拡張するものです。つまり、AppleScriptの機能を拡張することができます。
■コマンド
インストールされているフォントの一覧を得るためのコマンド「do list available fonts」と「do count available fonts」を追加します。
バージョン1.1 ではresult typeパラメータを追加しました。また、universal binary版も作成しました。
フォントメニューについて:
このosaxでは、フォントの一覧を得るため、内部的に(目に見えない)フォントメニューを作ります。
旧タイプ(code resourceタイプ)のosaxの場合:
コマンドを実行する都度フォントメニューを作ります。(従ってupdatingの機能はありません。)
新しいタイプのosaxの場合:
最初のコマンド実行時にフォントメニューを作り、このosaxが所定のフォルダにある間フォントメニューは保持されます。但しデフォルトでは、コマンドを実行する都度、フォントメニューを更新(updating)します。Updatingの際、Mac OS Xではフォントの増減があった時にのみ更新されますが、Mac OS(8.6+版)では常にそのメニューを再構築します。
従って、8.6+版を使っていて、フォントの追加や削除が途中行なわれないのであれば、updatingパラメータをfalseにすることで処理(2回目以降)を少し速くすることができます。 |