OSAXとは、「スクリプティング機能追加」というのが正式な名称だと思いますが、その名の通りOSA(Open Scripting Architecture)の機能を拡張するものです。つまり、AppleScriptの機能を拡張することができます。
■コマンド
以下のコマンドを追加します。
分類(Suite) コマンド
Apple Event Data the same data of
do data size of
joined data of
the raw id of class
the class of raw id
Mac OS X specific do AEFlattenDesc
do AEUnflattenDesc
do AESizeOfFlattenedDesc
「the same data of」コマンドは、例えばバイナリデータの内容を扱うような時に役立ちます。タイプとしてstring("TEXT")を指定することでそのデータを文字列として扱うことが可能になるからです。但しAppleScriptのいくつかのバージョン(Mac OS 8.5~8.6のv1.3.xあたり)には、ヌルコードを含む文字列を結果として表示する時にクラッシュするバグがありますのでご注意ください。
バージョン1.1.1ではコマンド名「another data of」を「the same data of」に変更しました。(機能は変わりません。また、既存のスクリプトを書き替える必要もありません。) |