■このゲームの説明■

矢印キーでダンジョン内を駆け回り、スペースキーのジャンプも合わせ、隠された宝玉を手に入れ出口を目指すというシンプルなルールでパズル要素も濃い2D横視点全方向アクションゲームです。

出てくる4種類のそれぞれ違った行動をするミイラの妨害や、道を阻む植物や壁は剣やつるはし等の3つのアイテムを使い分けクリアしましょう!アイテムはCボタンで効果を発揮するものもあれば、装備しているだけで効果のあるものもあります。
未知なるピラミッドに挑むのは探検家チャンス・ラフドル!
さあ、あなたは全15ステージをクリアできるでしょうか・・・?


■このゲームの経緯■

このゲームはあるきっかけから80年代のゲームをプレイし、電撃的な衝撃を受け一気に作り上げられたものです。
80年代と言えばまだMSXというコンピュータが名をはせていた頃で、今と比べたらコンピュータの能力も乏しく、「このステージを2色で作ってくれ」とか、「主人公は1色で描いてくれ」とか、「敵は10体以上同時に表示すると処理落ちするから注意しろ。」とか、今では考えられない注文がクリエイター達を悩ませていました。
当時のゲームクリエイター達はこの環境でいかに面白いものを作るかと頭を抱え、もう限界だと言いつつも夜遅くまでディスプレイにかじりついていたものでした。

今では彼らの努力が実を結び、数々のゲームジャンルが生まれ、私達を楽しませてくれています。しかし今更になり80年代のゲームをプレイして驚きました。
8色で飾られたゲーム画面、ピコピコという単一の楽器で演奏される音楽、なのにゲーム性は今以上にしっかりしていて、飽きずに面白いのです。
現代のゲームは昔に比べハード性能も良くなりジャンルもかなり増え、新たな「面白さ」を求め、幾度となく進化を繰り返してきました。しかし「ゲーム」として本当の進化をしているだろうか?と思わされました。

今回の「王宮の足跡」は「80年代のゲームの延長線にあたるもの」を意識し、私なりに実験的にプログラムしたものです。
まだまだ当時の素晴らしい「ゲームらしさ」を表現できたかはまた別の話であり謎ですが、
ゲームのご感想等をお待ちしております。