PC-9801シリーズのGDCの動作周波数(GDCクロック)は起動時にディップスイッチによって2.5MHzか5MHzのどちらかにセットされており、一旦起動してしまうと、変更するにはディップスイッチを変更してからリセットするしかありません。
GDCに与えるパラメータはこの動作クロックにより若干変化しますし、動作クロックによっては思ったように動かない機能も若干あります。
そのために5MHzでの起動を要求するプログラムと2.5MHzでの起動を要求するプログラムとを使うときには、いちいちディップスイッチを変更してリセットする羽目になります。
しかし、CPUの動作クロックならいざ知らず、CPUとは直接関係のないチップのためにわざわざリセットするのも面倒です。
そこで、ソフトウェア的に変更してしまおうと言うのがこのプログラムです。 |