数年前、犯罪が横行していたある国で理想的な国家を立ち上げるべく、ベアトリクスという名の人造人間を作り出した。ベアトリクスは人間たちを取り締まるため、白騎士団という組織を作り、犯罪を犯した者は神の裁きと称して徹底的に排除され、犯罪数は激減。また、Messiahという救命装置を作りだし、当初はベアトリクスを支持する者は多かった。

しかし、それは人々が窮屈で不安な環境になる事は目に見えていた。白騎士団の残虐な行いや、融通が利かない国家に対し、しだいに人々は不満を持つようになる。理想主義を各地に広げようとするベアトリクスに対し、ベアトリクス打倒を目的としたある組織が誕生する。その一員であるクローリアと仲間達が、やがて大きな戦いに飲み込まれる事になる。