ポーンさんと初めて会ったのは、もう5年くらい前の事です。
同人イベントで小冊子を売っていたら、背の高そうな人がやってきて突然、尊敬してます、と物凄い気迫で握手を求められたのが最初の出会いでした。そっち側に行ってもいいですか?とブースの中にまで入ってきて、今日もAMのCDを聞きながら来たんです、と、当時はCDレーベルを手書きで書いていたので私の字で「DREAM」と手書きで書かれたCDを携帯プレーヤーから取り出し、嬉しそうにポーンさんをそれを私に見せました。
その何度か後のイベントの時に、ポーンさんは、小説を書いてきたので読んでください!とノートを取り出し、そこには『グージーグージー勇者のほこら』を題材とした詩のような短編小説が書かれていました。
私にとって、『グージーグージー勇者のほこら』はポーンさんの印象が強く残るゲームとなりました。あれから5年、今ではすっかり親密になったポーンさんに、続編であるこのゲームを捧げます。