"HTMD"は、巨大ファイルの分割を行うアプリケーションです。HTMD が採用している分割方式はデータファイルや結合定義ファイル(結合のための設定)がすべてHTMLファイルに似せられます。ブラウザーで開いてもメッセージが表示されるだけで、何らかのデータが仕組まれているとは思われません。
さらに、分割ファイルサイズを指定したり、±何KBの範囲でランダムにサイズを決定することもできます。インターネットでの配布を考慮し、リストファイルの出力も可能です。これは、基本URLを指定すると、生成した、結合に必要なファイルすべてのファイルのリストを作るもので、リゲットなどに読み込ませるとまとめてダウンロードできるというものです。おまけとして、バッチファイルで結合できるように分割することもできます。(バッチファイルで分割すると、分割されたファイルはHTMLファイルのように見せかけることはできません。)
今度のバージョンでは、32ビットCRCコードによる分割ファイルの同一性チェックを導入したHTMD Version 3.1に対応しました。ダウンロードに失敗していても、どのファイルが破損しているのかが分かります。32ビットCRCコードを使用したときに、ファイルの破損を検出できる確率は、実に99.998%となります。 |