『絵』は SSDRAW や qfig で描けば LaTeX や Ngraph にも取り込めます．『図』はどうかというと， gnuplot というプログラムなら LaTeX に取り込めるようです．しかし，このプログラムを使い始める前に Ngraph を使っていた人は，できれば通常使い慣れている Ngraph の方を LaTeX 文書に，というのが普通でしょう．これが動機です．結局文字列の変換だけですからたいしたことではないのですが，アルゴリズムも何もなく，例によって切り貼りプログラムです．が，普通の図は自動的に変換できるようになっています．とはいっても，デモと自分のいくつかで試したに過ぎません．縦書き軸見出し等の処理が難しいところです．文字間隔も .tfm ファイルを解読すればいいのですが，各文字の高さと巾の情報については \hbox{文字列} の \wd \ht から適当に近似して設定してあります．
　特にグラフィックスや機種依存の機能は使っていないので， PC9801 なら実行可能だと推測しています．もちろん MS-DOS 用ですが，確かめたのはここにある v.3.1, 3.3C のみです． Quick-BASIC のバージョンは v.4.5 です．