「アタッシェケース」は日常的に使うことを想定し、見た目のシンプルさと簡便な操作性に注力しながらも、世界標準の暗号アルゴリズムを採用した強力なファイル/フォルダ暗号化ソフトです。
ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単に暗号化することができ、フォルダごとドラッグ&ドロップした場合には、1つにまとめて暗号化ファイルを作ります(フォルダごとパックします)。
なお、暗号化の際にはデータに圧縮がかかりますので、サイズがコンパクトになります。
復号化する(元に戻す)際にもドラッグ&ドロップするか、ダブルクリックしてパスワードを入力するだけで、簡単に元のファイルやフォルダに戻すことができます。
また、実行形式(*.exe)ファイルとして出力できますので、アタッシェケースを持たない人へ暗号化ファイルを渡すことができ、復号することができます。
暗号化アルゴリズムには、2000年10月にアメリカ政府標準技術局(NIST)によって、次世代暗号化標準 AES(Advanced Encryption Standard)として選定された"Rijndael(ラインダール)"を採用し組み込んでいます。AESではブロック長が128ビット固定となっていますが、アタッシェケースではRijndaelの仕様を採用し、鍵、ブロック長ともに256ビットになっています。
なお、乱数による初期化ベクトル(IV)を生成してからCBCモードで暗号化し、第三者による解析も防ぐよう工夫されています。 |